東京オリンピックの聖火

昨日、2020東京オリンピック大会が閉幕した。コロナ禍のなかでどうなるのかと思っていたが、無事に閉幕できたことは、喜ばしい限りだ。メダルの数が全てではなく、世界のアスリートのスポーツの祭典だとはわかっているが、日本人アスリートの活躍には目を見張った。金メダルの数は27個で、世界第3位、他にも銀メダル、銅メダル、上位入賞者など素晴らしい成果を出した。その他日本の代表者として頑張ってくれた全競技者に拍手を送りたい。

1964年の東京大会の記憶はない。しかし、後日のテレビで見たその映像で一番印象に残っているのは、聖火台の点火だ。白の短パン、白のランニングの青年がトーチを片手に掲げ、国立競技場のトラックを走り、長い急階段をテンポ良く上ると聖火台の隣にスクッと立つ。そしてまっ直ぐに伸びた腕でトーチを聖火台に近づけると勢いよく炎が燃え上がる。このシンプルな聖火台への点火は、その後に始まるオリンピック競技の主体が「人間」だと言っているように思えた。

1964東京オリンピックの後、大会は回を増すごとに華々しくなっていったように思う。IOCが商業主義に傾倒していき、大金をハタいてくれるスポンサーや放送権料のために、「アスリート優先」という言葉が虚しく響いたのは私ばかりではないだろう。派手な開会式とド派手な演出、そして機械仕掛けのような聖火の点火は、本当にアスリートのためのものですかとIOCに問いかけてみたくなる。1964東京大会は、地球温暖化の前だったが、開会式は、10月10日で、後に体育の日として祝日になった。それを、猛暑日が続く近年の東京での8月に開催するのは、本当にアスリートファーストなのだろうか。今大会中、大会中止の決定などの実質的権限はIOCにあり、開催国にない一方で、万一の場合には開催都市がIOCに賠償金を払うなどと言われた。オリンピック制度とIOCの改革が必要なのでは?。

さて、今回の2020東京大会の聖火の最終ランナーは、世界的にも有名なテニスプレーヤーの大坂なおみ選手が務めてくれた。私は、東京オリンピックの聖火台の点火は、1964年のようであって欲しいと思っていたが、近年のオリンピックの演出の様子からどうなるのかと思っていた。今回の聖火台は、設置の都合もあり、長い階段を昇っていくものではなかったが、彼女が歩を進め聖火台の隣に立ち、自分の手で点火してくれた。派手さが無くてつまらないと思われた方が多いだろうが、人の手で直接聖火台に点火して欲しいという私の希望が叶った瞬間だった。

どんな形になろうとも、次回大会以降のオリンピアンの活躍を期待する。

 

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