「女優」と言う肩書

2月9日の日刊スポーツ配信が川上麻衣子さんのXへの投稿を記事にしている。川上さんが「元々男優さんは男優とは表記せず俳優や、役者とする方が多いようです。でも女優はその響きへの憧れもあり、私としては無くしたくないニュアンスがあるのですが、どう思われますか?」と投げかけている。そこへ横山めぐみさんが「女優という言葉の響きはとても美しいと思います」と返した。

まさにその通りだと思う。最近のテレビその他では、女優という肩書がなくなり、男女ともに俳優の肩書しかない。私は、「女優」いう言葉の響きに華やかさを感る。女優さんには美人の方が多くいるからだと思う。また、美人とか若さとかに関係なく、優しさやしなやかさや仕草が優美だったりと男優とは違った魅力がある。それなのに性別を無視して俳優に一本化することに合理性はあるのだろうか。

一般アカウントからは「最近の『女』という言葉を消す風潮って、なんだか『女性』が劣るもののように扱われているようで残念」とのコメントがあった。まさにその通りだと思う。女性の優れた特性をもつ女優に対し、俳優という肩書で呼ぶことは「女」がマイナス表現であると言っていることに等しい。言葉の性差をなくしていくことが全て正しいという考え方はおかしい。きっといつの日か、言葉の性差を無くそうとした現在の風潮を反省する時期が来るに違いないと期待している。

「良い言葉」でも「悪い言葉」でも平準化するために「当たり障りのない言葉」に代えればいいと言うのでは、表現の幅が狭くなってしまう。言葉にはメリハリが必要で、それがあるから言葉の世界が広がるのだ。大事なのは、相手への思いやりを以て言葉を選択することだ。当たり障りのない言葉に平準化することではない。

 

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